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補遺4 楽しい安息日



 「1週間中、心に安息日を覚え、戒めに従って安息日を守る準備をすべきです。…6日の間の働きにあまり疲れはてて、主が休息と力とをお受けになった安息日に、主のご奉仕に出席できないようではなりません。
 安息日の礼拝に、いかなる服装をもって出席すべきかについて、多くの人は指導を要します。1週間着用したままの普段着で、神の前に出るべきではありません。私どもは服装に関し世俗の流行を負う必要はありませんが、といって外からどんなに見えてもかまわないというものではありません。装飾は用いませんが、聖潔でよく整ったものがよいのです。神の子らは家も外も清くあるべきです。
 安息日の準備は金曜日に完全にいたしましょう。聖日に用いる衣類は全部準備し、すべての料理も終えましょう。靴もみがき、入浴もいたしましょう。
…習慣にすればできます。安息日に衣類を修繕したり、食物の調理や娯楽の追求など、この世の事物に費やしてはなりません。
 日没前に一切の働きを離れ、新聞雑誌等もかたづけましょう。両親がたよ、子供たちにも、あなたがたの所作及びその目的を説明し、子供にも協力させて戒めに従い安息日を守らせなさい。
 安息日の初めと終わりの時間を、やかましく気をつけるべきです。毎分毎秒神聖な時間であることを覚えましょう。事業主は、できるだけその雇用者に、金曜日の午後の全時間を与えるべきです。心静かに主をむかえるため、準備の時間を与えるべきです。このことによって、世的の事業にも損失はありません。準備の日になさるべき他の一事があります。それは家族内あるいは教会内の人々との争いを取り去ることです。苦い思い、怒り、うらみなどを心から葬りましょう。謙そんな思いをもって「罪を告白し合い、また、いやされるようにお互いのために祈」るべきです。
 日没前に家族中が集まって、聖書を読み、賛美歌を歌い祈りをささげましょう。まずここから改革をはじめましょう。…寝床の中で、神聖な時間をむなしく費やすべきではありません。安息日の朝は早く起きましょう。朝寝坊をすると、朝食や安息日学校の準備などでごたごたします。あまり急ぐので押しあいへしあいが始まり、大きな声を出したりします。このようにして清くない思いが家の中にはいり込んでくるのです。安息日の神聖さをこのようにして汚すと、安息日は疲労の日となり、安息日の来ることは楽しみよりも、いや気がさすようになるのです。
 安息日に他の日よりも多量の食物、また多種類の食物を用意すべきではありません。反対に食物は普段より簡単なものをいっそう少量食し、霊的事物を悟るのに明せきな頭脳を保つようにすべきです。食べ過ぎは頭脳をもうろうとさせます。寒い日には、前の日に用意した食物を温めて食しましょう。食物は簡単なものであっても、美味しい魅力ある料理にいたしましょう。普通の日に出ない何か特別なものを出しましょう」(E・G・ホワイト、教会へのあかし・第6巻・353-357ページから抜粋)。

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