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補遺5 私たちの必要



 「神は、自然と啓示、摂理、および聖霊の感化を通して私どもにお語りになります。しかしそれだけでは十分でありません。私たちも、また、神に心を注ぎ出す必要があります。霊的生命とカをうるためには、私たちの天の父と実際に交わらなければなりません。…神と交わるためには一私たちの実生活について何か神に話すことがなければなりません。
 イエスは、この世においでになったとき、でしたちに祈る方法をお教えになり、毎日の必要を神に求め、どんな心配事もみな神に任せるようにお教えになりました。そして、かれらの祈りは必ず聞かれるという保証をお与えになりました。‥.
 イエスご自身も、この世に住んでおられたとき、よくお祈りになりました。救い主は自ら、私たちと同じように、欠乏と弱さをおぼえられて、義務と試練に耐えうる新しい力を天父より受けるために、熱心に祈り求める者となられました。…もし人類の救い主である神の子でさえ、祈りの必要をお感じになったのであるならば、弱い罪深い人間には、どれほど熱心な、絶えざる祈りがなければならないことでしょう。
 私たちの天の父は、あふれるばかり祝福を私たちに与えたいと待っておいでになります。限りなき愛の泉のほとりで思う存分飲むことは、私たちの特権であります。…神は、その子らのどんな卑しい者であっても、心からの祈りにはいつでも耳を傾けようとして
おいでになります」(キリストへの道・英文ページ97、98ページ)
 「ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ人への手紙4:6)
 神に祈ることは友人に語るように、自分の心を神に打ちあけることです。困った時、迷っている時、喜んでいる時、いつでも私たちは親しい友に語って助けを求め、又喜びを語るように、神に日常のすべてのことを打ちあけて祈ることです。
 イエスは、「祈り求めることは、すでにかなえられた」と信じて祈りなさいと言われました。どんな場合でも、神から「時機を得た助けを受けるために」ちゅうちょせず祈りましょう。「求めよ、そうすれば、与えられるであろう」と約束されています。
 「あなたがたの中に、苦しんでいる者があるか。その人は、祈るがよい。…あなたがたの中に、病んでいる者があるか。その人は、教会の長老たちを招き、主の御名によって、オリブ油を注いで祈ってもらうがよい。信仰による祈は、病んでいる人を救い、…義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである」
(ヤコブの手紙5:13-16)

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