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ローマ法王に「宗教の国連」提案 イスラエル前大統領

ローマ法王に「宗教の国連」提案 イスラエル前大統領

ローマ法王に「宗教の国連」提案

2014年11月25日
サンライズミニストリー


ローマ法王に「宗教の国連」提案 イスラエル前大統領

9月4日、バチカンで会談したローマ法王フランシスコ(左)とイスラエルのペレス前大統領(バチカンのオッセルバトーレ・ロマーノ紙提供、AP=共同)

【ローマ共同】ローマ法王フランシスコは4日、イスラエルのペレス前大統領とバチカンで会談した。ペレス氏は法王に、宗教対立などの問題に対処する「国連形式の宗教組織」の創設を提案した。ローマ法王庁(バチカン)が明らかにした。

ペレス氏はカトリック専門誌に対しても、世界で起きている戦争の根底には宗教があると指摘し、神の名の下に人を殺害するテロに立ち向かうためには「宗教国連」が最善だとの考えを示した。

フランシス法王は、このような世界共同体の指導者として最もふさわしい人物であるとし、「歴史上初の、多くの人々によって尊敬されているだけでなく、異なった宗教、また彼らの代表者によって尊敬されている人物であり」、また「今日の戦争に終止符を打つ人物」だからであるとペレス氏は言った。

ローマ法王教は、ダニエルの預言した世界支配陰謀を持つ「小さい角」(ダニエル7章)」だり、「北の王」(ダニエル11章)であることを覚えていなければならない。また、ヨハネは黙示録13章に全世界を支配する「海から上ってきた獣」だり、「反キリスト」であることを我々は覚えていなければならない。

政治的に世界統一を試みてきた「国際連合」は成功しない。「宗教国連」もこの世界に平和をもたらさない。神の国は、「人手によらず」に実現されるものである。(ダニエル2:34、8:25)人間の方策で実現しないことを教えている。そして聖書は真の平和の使者は、イエス・キリストであり、「主の主、諸王の王」であると教えている。