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第32課 聖霊の働き

1. 聖霊は何と描写されていますか

助け主、真理のみ霊
「わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父のみもとから来る真理の御霊が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう。」ヨハネ15 : 26

上からの力
「見よ、わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る。だから、上から力を授けられるまでは、あなたがたは都にとどまっていなさい。」ルカ24 : 49

聖霊と力
「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。」使徒行伝1 : 8

神の霊
「イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。」マタイ3 : 16

聖霊
「聖霊がはとのような姿をとってイエスの上に下り、そして天から声がした、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である』。」ルカ3 : 22

2. 聖書の歴史には、いつごろから聖霊のことが記録されていますか

「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」創世記1 : 2

3. 聖霊の存在はどのようにしてわかりますか

「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである。」ヨハネ3 : 8

4. 聖霊の特別な働きは何でしょうか

「しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。それがきたら、罪と義とさばきとについて、世の人の目を開くであろう。」ヨハネ16 : 7, 8

5. 人は聖霊をどのように取り扱わなければなりませんか

「そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、『聖霊を受けよ』。」ヨハネ20 : 22

6. 人は聖霊を受けると、どんな経験をするでしょうか

告白ときよめ
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」ヨハネ第一1 : 9

新生とよばれる心の変化
「イエスは答えられた、『よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である』。」ヨハネ3 : 5, 6

生来の欲求の代わりに聖霊に導かれる。
「なぜなら、もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬ外はないからである。しかし、霊によってからだの働きを殺すなら、あなたがたは生きるであろう。すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。」ローマ8 : 13, 14

7.聖霊の導きのもとにどんな進歩がなされますか

「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。」ヨハネ16 : 13

「正しい者の道は、夜明けの光のようだ、いよいよ輝きを増して真昼となる。」箴言4 : 18

8. このような大きい真理に従うことを拒むとき、何が起こりますか

「神の聖霊を悲しませてはいけない。あなたがたは、あがないの日のために、聖霊の証印を受けたのである。」エペソ4 : 30

9. 反対し続ければ聖霊はどうしますか

聖霊は人の心と争うことを止めます。(創世記6 : 3上句)

魂は全く神に見捨てられてしまいます。(箴言1 : 23-31)

10. 神の霊は何にあらわれていますか

「人を生かすものは霊であって、肉はなんの役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。」ヨハネ6 : 63

11. み言葉が人を導いているということは、結局、どなたが導いていることになるのでしょうか

「真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。」ヨハネ17 : 17

「このイエス・キリストは、水と血とをとおってこられたかたである。水によるだけではなく、水と血とによってこられたのである。そのあかしをするものは、御霊である。御霊は真理だからである。」ヨハネ第一5 : 6

12.み霊は私たちに何を教えますか

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。」ヨハネ14 : 26

13. み霊が私たちの心にこれらの言葉を伝えるとき、私たちはどうすべきですか

「もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。…わたしのいましめを心にいだいてこれを守る者は、わたしを愛する者である。わたしを愛する者は、わたしの父に愛されるであろう。わたしもその人を愛し、その人にわたし自身をあらわすであろう。イスカリオテでない方のユダがイエスに言った、『主よ、あなたご自身をわたしたちにあらわそうとして、世にはあらわそうとされないのはなぜですか』。イエスは彼に答えて言われた、『もしだれでもわたしを愛するならば、わたしの言葉を守るであろう。そして、わたしの父はその人を愛し、また、わたしたちはその人のところに行って、その人と一緒に住むであろう』。」ヨハネ14 : 15-17, 21, 23

14. み霊は私たちの生活にどんな変化をもたらしますか

「わたしは清い水をあなたがたに注いで、すべての汚れから清め、またあなたがたを、すべての偶像から清める。わたしは新しい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け、あなたがたの肉から、石の心を除いて、肉の心を与える。わたしはまたわが霊をあなたがたのうちに置いて、わが定めに歩ませ、わがおきてを守ってこれを行わせる。」エゼキエル36 : 25-27

15. 正しいことをする心をもたないとき、私たちはどうしたらみ霊の臨在を得ることができますか

「神よ、わたしのために清い心をつくり、わたしのうちに新しい、正しい霊を与えてください。わたしをみ前から捨てないでください。あなたの聖なる霊をわたしから取らないでください。あなたの救の喜びをわたしに返し、自由の霊をもって、わたしをささえてください。」詩篇51 : 10-12

16. み霊は私たちが祈るときどのように協力してくださいますか

「あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは『アバ、父よ』と呼ぶのである。…御霊もまた同じように、弱いわたしを助けて下さる。なぜなら、わたしたちはどう祈ったらよいかわからないが、御霊みずから、言葉にあらわせない切なるうめきをもって、わたしたちのためにとりなして下さるからである。そして、人の心を探り知るかたは、御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。なぜなら、御霊は、聖徒のために、神の御旨にかなうとりなしをして下さるからである。」ローマ8 : 15, 26, 27

17. み霊は私たちの心を何で満たしますか

「そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。」ローマ5 : 5

「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制であって、これを否定する律法はない。」ガラテヤ5 : 22、23

18. 聖霊は何の証人となりますか

「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。」ヨハネ16 : 13, 14

19.イエスはどんな約束をなさいましたか

「わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。…しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。」ヨハネ14 : 16, 17, 26

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