足からくつを脱ぎなさい
2016年8月20日 Tag: 池宮城 義浩
Tag: 教会
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*霊感の言葉*
教育286-288
「心の中に注意深く育てられなければならないもう1つの尊い美徳は、敬神の念である。神に対する真の崇敬の念は、神の無限な偉大さを感じ、神の臨在を意識することによって喚起される。どの子供も目に見えない神についてのこの観念を心中に深く刻みつけられなければならない。祈りや礼拝の時間と場所は、神がそこにご臨在になるゆえに、神聖なものとして考えるべきであることを子供に教えなければならない。敬神の念が態度や動作に現わされるとき、この念をよび起こす感情はますます深くなる。
神の特別なご臨在の示されている場所をどう見なすべきかということについて、聖書にしるされている言葉を学び、熟考し、幾度も口にくりかえすことは、子供にも大人にも大切である。
神は燃えるしばの中からモーセに、『足からくつを脱ぎなさい。あなたが立っているその場所は聖なる地だからである』(出エジプト3:5)と仰せになった。ヤコブは天使の幻をみて、『まことに主がこの所におられるのに、わたしは知らなかった。・・・・これは神の家である。これは天の門だ』(創世記28:16,17)と叫んだ。『しかし、主はその聖なる宮にいます、全地はそのみ前に沈黙せよ』(ハバクク2:20)とある。
『主は大いなる神、すべての神にまさって大いなる王だからである。・・・・さあ、われらは拝み、ひれ伏し、われらの造り主、主のみ前にひざまずこう。』(詩篇95:3-6)
『われらを造られたものは主であって、われらは主のものである。われらはその民、その牧の羊である。感謝しつつ、その門に入り、ほめたたえつつ、その大庭に入れ。主に感謝し、そのみ名をほめまつれ。』(詩篇100:3,4)
神のみ名に対してもまた崇敬の念を示さなければならない。神のみ名を軽々しく考えなしに口にしてはならない。祈りの中においてさえ、神のみ名を不必要に幾度もくりかえすことは避けるべきである。『そのみ名は聖にして、おそれおおい』(詩篇111:9)とある。天使たちは、神のみ名を語るとき、顔をおおう。ましてや堕落した罪深いわれわれ人間は、どんなに崇敬の念をもって神のみ名を口にしなければならないことであろう。われわれは神のみ言葉を敬うべきである。聖書に対して崇敬の念を示し、これを凡俗のことに用いたり、不注意に取り扱ったりしてはならない。聖句を冗談に引用したり、気のきいた言い方を強調するために言い換えたりしてはならない。『神の言葉はみな真実である。』(箴言30:5)『主のことばは清き言葉である。地に設けた炉で練り、ななたびきよめた銀のようである』(詩篇12:6)とある。
とりわけ子供たちに教えなければならないことは、敬神の念は従順によって示されるということである。神は不要なことは何もお命じにはならない。敬神の念を表わし、神に喜ばれるには、神の仰せになることに従うよりほかに道はない。」
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