神は罪人をどう取り扱われるか
2017年6月3日 Tag: 松田 尚樹
Tag: クリスチャン生活
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*霊感の言葉*
キリストの実物教訓15章「この人は罪びとを迎えて」
「一体、だれが1人の魂の価値を評価できるであろうか。もしその価値を知りたいと思うならば、ゲッセマネへ行って、血の大きなしずくのような汗を流して苦しまれたキリストと、苦悩を共にするとよい。そして、十字架にかけられた救い主を見ることである。「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」というあの絶望の叫びを聞き、傷ついた頭、刺された脇、さかれた足を見なければならない。そして、キリストは、ここで、すべてのものを失う危険を冒しておられたことを忘れてはならない。わたしたちの贖罪のために、天そのものが危機におちいったのである。十字架の下に立って、キリストはただ1人の罪人のためでさえ、その命をおすてになったのだということを考える時、始めて、一人の魂の価値を正しく評価することができる。もし、あなたがキリストと親しく交わっていれば、どの人にも価値があることを認めるようになる。キリストがあなたに対していだかれたと同じ深い愛を、あなたも他の人々にもいだくようになる。そうしてこそ始めて、キリストが身代わりになってなくなられた人々を追いやるのではなくて、引き寄せることができ、反感をいだかせるのではなくて、引き付けることができる。もし、キリストが個人的に努力されなかったならば、だれ一人として、神に引きもどされるものはなかったことであろう。わたしたちが、魂を救うことができるのも、この個人的の働きによってである。このような滅びゆく人々を見る時に、何知らぬ顔をして、じっと安んじているわけにはいかない。彼らの罪が大きく、みじめさが深刻であればあるだけ、彼らを回復させようとする努力も熱烈で、愛のこもったものとなることであろう。悩み苦しむ者や、神に罪を犯している者、または、罪の重荷に圧倒されている人々に何をすべきかがわかるであろう。またあなたは、彼らに心から同情することができて、援助の手をさしのべるようになることであろう。あなたの信仰と愛の腕の中に彼らをかかえてキリストのみもとに彼らを連れてくることであろう。そして、彼らを暖かく見守って励まし、彼らに対するあなたの同情と信頼を示して、彼らがかたく立って動かされることがないようにすることであろう。このような働きには、天のすべての使いたちが常に協力しようとしている。全天の資源は、失われた者を救おうとする人々が、いつでも自由に使用できるように提供されている。天の使いたちは、どんなに軽率で、どんなにがんこな人にでも、あなたが近づくことができるように助けを与える。そして、道に迷ったものが1人でも神のところに連れもどされると、天全体が歓喜の声をあげる。セラピムやケルビムは、金の立琴をかきならし、人の子らに対する神の憐れみといつくしみに対して、神と小羊をほめたたえるのである」。
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