ゴシップの弊害と予防‐144,000
2019年8月31日 Tag: 金城 重博
Tag: クリスチャン生活
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*霊感の言葉*
スタディーバイブル旧879-881より:
うわさの流布は和合をそこなう―
- 兄弟たちは、時には何年もの間共に交際してよく知っている人々を、自分たちの家族を信頼するのと全く同じくらい信頼できると考えている。同じ信仰を持っていない人たちとの間には存在し得ないこの関係には、自由と信頼がある。これは相互の信仰と兄弟愛が続く間は、非常にここちよいものである。
- しかし「兄弟を訴える者」が彼らのうちの誰かの心に入り込むことが許されると、思いと想像が支配されて、嫉妬が生まれ、疑いとねたみが宿る。そして兄弟の愛と友情の中で安全だと思っていた人が、自分が信頼されず、動機が誤解されていることに気がつく。偽兄弟は自分の人間的な欠点を忘れ、神を汚し、聖徒の人格の中におられるキリストを傷つけることのないように悪を思わず、語らないという責務を忘れる。そして考えられる限りの、また想像できる限りの欠点がすべて容赦なく批評される。そして兄弟の人格が暗く、疑わしいものとして提示される。
- 神聖な信頼を裏切るということがある。兄弟を信用して語られたことが、繰り返され、誤り伝えられる。そしてすべての言葉、すべての行動が、いかに悪意のない善意のものであったとしても、友情や、兄弟としての信頼を裏切ることなどないと思われる立派な人々によって、冷たく嫉妬深い批判精神で事細かに詮索される。心は、神の憐れみと裁きと愛に対して閉じられ、サタンがその犠牲者に向けた冷たい、嘲笑的、傲慢な精神が表される。
- 世の救い主はこのように扱われた。そして我々は同様の意地の悪い精神の感化にさらされている。友人や兄弟に信頼を置くのが安全でない時が来ている。
- キリストの時代にスパイたちが彼の跡をつけ回したように、彼らは今我々の跡をつけ回しているのである。もしサタンが信者だと公言する者を、兄弟を訴える者として行動するために雇えるなら、大いに喜ぶことだろう。このようなことをする者たちは、無知のままにそうしているのかも知れないが、キリストを裏切った時のユダと全く同様に、本当はサタンに仕えているのである。サタンはキリストの時代よりも活動を減らしてはおらず、彼の働きをするために自分の力を貸す者は彼の精神を表すのである。
●うわさを流すことはしばしば兄弟の和合を壊してしまう。飛び交う悪口に思いと耳を開いて、見張っている人々がいる。取るに足らないかもしれないが、彼らはそのような出来事を集め、繰り返して誇張することによって、ついには一人の人間を犯罪者にしてしまう。彼らのモットーはまるで「報告せよ、そうすればわれわれがそれを報告しよう」であるかのようだ。作り話をして歩くこれらの人々は、自分たちのしていることが神にとってどれほどの犯罪であるか少しも知らずに、驚くほどの忠誠さで悪魔のわざをしているのである。もし彼らがこの不潔なわざに費やすエネルギーと熱意の半分でも自分の心を吟味するために用いたら、自分の魂を汚れから清めるためにしなければならないことが多すぎて、兄弟たちを批判する時間も気持ちもなくなり、この誘惑の力に負けることはなくなるだろう。「彼らは言っている」とか、「私は聞いた」とかいうことに対しては、心の扉を閉ざしておくべきである。ねたみあるいは邪推を心に入れる代わりに、兄弟のところに行って、率直に、しかし親切に、彼らの品性と影響に不利益となるような事柄を聞いたのだがと言い、彼らのために共に祈るべきではないだろうか。我々はキリストの苦い敵である人々を愛し、仲間になることはできないが、我々の主を特徴づけている柔和と愛を培うベきである。それは、悪を思わず、容易に憤慨しない愛である(RH1884年6月3日)。
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